時は遡りますが、1月の終わり
常連のナエさんの紹介で、沼津で行われたROOTS NIGHT @calle5411に行ってきました。
お目当ては、Special Guestの
Kads MIIDAさんのライブペイント。
彼は世界中を駆け回り、"自由である事、自然の一部である事"をテーマに旅を通して制作された生命感溢れる作品を個展を通して発表し続けており、現在は絵画だけにとどまらずメディアでのグラフィック活動をはじめ、近年はファッション、ショップ・インテリア、ミュージシャンとのコラボレーションなど、ボーダレスにその表現領域を広げているアーティストです。
今までたまにクラブイベントでライブペイントをやっていると、片隅でアーティストが着々と描き続けていて、気づいたらできている、という感じで、ライブで絵を描くということの意味があまりよく理解できなかったわたしですが、
Kads MIIDAさんのライブペイントで、ライブで絵が描かれていくおもしろさ意味を理解した気がします。
とにかく、彼の描く線は、一本一本が美しい。
途中経過であったとしても、その一瞬一瞬の経過が、作品として成り立つ美しさを持っています。だから、のめり込んでライブに集中してしまう。ライブである意味があるのだと思います。気づいたら何度もシャッターを押していました。
ライブが終わってから、ナエさんのはからいで、Kadsさんと直接あいさつをさせていただいて、
20歳以上も歳が離れているとは思えないフレンドリーな気さくさと、
彼の作品のテーマでもある自由さがとても伝わってきて、
こんな風に歳を重ねたいと思いました。
久しぶりに、いい刺激を頂いた気がします。
アキエ